「毎日の予定やタスクをNotionでまとめたいけれど、複雑なデータベースはちょっと疲れる…」
そんな人向けに、この記事では 1日5分で使えるシンプルな「デイリープランナー」テンプレート を紹介します。
公式マーケットプレイスで配布されているデイリープランナーをベースに、
- どんな構成になっているのか
- どこをどうカスタマイズすると使いやすくなるか
- 日々のルーティンにどう組み込むか
を、Notionヘビーユーザー目線で解説していきます。
Notionの「デイリープランナー」テンプレートとは?
まずは今回ベースにするテンプレートのリンクです。
👉 Notion公式「Daily planner」テンプレートはこちら
このテンプレートは、
- その日のタスク
- 時間ごとのスケジュール
- メモ・ジャーナル
- 感謝・振り返り
といった要素を、1ページにギュッとまとめた「1日用ダッシュボード」です。 [oai_citation:1‡Notion](https://www.notion.com/templates/daily-planner?srsltid=AfmBOorzhlWehiq6kx3N5BghwrRCCCA6J28fM8cu4aLDt2HPmSuqBI6m&utm_source=chatgpt.com)
少しカスタマイズするだけで、
- 仕事・勉強・プライベートのタスク管理
- タイムブロッキング(時間割)
- ちょっとした日記・ログ
を全部一体化できるのが大きなメリットです。
テンプレートの基本構成
1. 今日のタスク(To-Doリスト)
ページ上部には、その日のタスクを管理するシンプルなリストがあります。
- 仕事 / 勉強 / プライベート などのカテゴリごとに分ける
- チェックボックスで完了管理
- 優先度(★など)をつけて「今日絶対やること」を見える化
おすすめなのは、タスク名の頭に絵文字をつけることです。
- 📚 勉強
- 💼 仕事
- 🏠 家のこと
こうしておくと、スマホの小さな画面でも一瞬で「どのタスクがどのジャンルか」が分かります。
2. タイムブロッキング(時間割)
次に便利なのが、時間ごとのスケジュール欄です。
例えば、
- 6:00〜9:00:朝活・勉強タイム
- 9:00〜18:00:仕事・作業時間
- 18:00〜23:00:自由時間・趣味・家事
といった形で大まかに時間帯をブロックし、その中に具体的なタスクを入れていきます。
ポイントは、「最初から完璧な時間割を作ろうとしない」ことです。最初はざっくりでOK。数日使いながら、少しずつ自分の生活リズムに合わせて微調整していきましょう。
3. 今日のメモ・ジャーナル
タスクだけを管理していると、どうしても「やることリスト」に追われてしまいがちです。
そこでおすすめなのが、同じページに 「今日のメモ・ジャーナル欄」 を作ることです。
- 気づき・アイデア
- 気分の変化
- その日に読んだ本・観た動画
- X(旧Twitter)で見かけた印象的なポスト
などを、箇条書きでどんどん放り込んでいきます。
後から見返したとき、「あ、この日こういうこと考えてたんだ」と自分の思考ログになってくれるのがNotionの強みです。
4. 1日の振り返り
最後に、1日5分でいいので簡単な振り返りを書きます。
- 今日うまくいったことは?
- うまくいかなかったことは?
- 明日ちょっとだけ変えてみたいことは?
この3つだけでOKです。
長文で書く必要はありません。1行〜3行くらいのメモでも、数日〜数週間たつと「自分のパターン」が見えてきます。
こんな人におすすめ
- タスク管理アプリを何度も渡り歩いてきた人
- 手帳は買うけど、だいたい3日で続かなくなる人
- Notionを開くけど、何から作ればいいか分からない人
- 日記もタスク管理も1ヶ所にまとめたい人
特に、「Notionを毎日開くきっかけが欲しい」という人には、デイリープランナーはちょうどいい「入り口」になります。
カスタマイズのアイデア
そのまま使っても十分便利ですが、少しだけ手を加えると「自分専用のワークフロー」になります。
1. タスクにタグを追加する
タスクのプロパティに「タグ」列を追加して、
- 仕事
- 勉強
- 家事
- 趣味
などのタグを付けておくと、後からフィルターして振り返るときに便利です。
2. 習慣トラッカーを追加する
デイリーページの下部に、チェックボックス形式で「習慣リスト」を追加します。
- ☐ 10分英語を勉強する
- ☐ 5分だけ片づける
- ☐ 1行日記を書く
毎日同じテンプレートからページを複製していけば、習慣の達成率が自然と記録されていきます。
3. AIと組み合わせて「自動振り返り」
もしChatGPTなどのAIと連携しているなら、
- その日のジャーナル本文をAIに送って要約してもらう
- 「今日の行動から見た改善アドバイス」を出してもらう
という使い方もできます。
「とりあえず思ったことを書き出す → 振り返りはAIに手伝ってもらう」という流れにすると、メンタルログとしてもかなり使いやすくなります。
毎日のルーティンにどう組み込むか
最後に、実際の使い方の一例を紹介します。
- 朝5分:今日のページを複製し、タスクと大まかな時間割を書く
- 日中:作業の前後でタスクのチェックを更新する
- 夜5分:今日の振り返りと、明日の軽いメモを書いて終了
これだけで、
- タスク管理
- スケジュール管理
- 日記・振り返り
が1つのNotionページに集約されます。
まとめ:Notionデイリープランナーで「1日5分の整える時間」を作ろう
Notionのデイリープランナーは、派手な機能はない代わりに、
- 今日やるべきことがシンプルに見える
- 時間の使い方が客観視できる
- ちょっとした日記も一緒に残せる
という、毎日にちょうどいい「整えるツール」です。
まだNotionで何を管理するか迷っている人は、まずはこのデイリープランナーから始めてみてください。
👉 Notion公式「Daily planner」テンプレートを開く
ここから自分好みにカスタマイズして、あなただけの「毎日を整えるダッシュボード」を作っていきましょう。